巨額負債にB-EVと中途半端なレンジエクステンダーEパワー1種しか現状飛び道具が無い日産。
この負債額は、またフランス国営とも言えるルノーから再び拝借する訳にも行かず、、、。
工場閉鎖やら不採算車種の整理だけじゃ返せる額じゃない。
新型投入!と狼煙上げても中身は外装変えたビックマイナーチェンジ的車種ばかりだ。
何も刷新された最新のプラットフォームやモジュラー化じゃないとも、いい車ならいいのだが、、、。
2000年以降登場のDセグクラスのシャシーも改良こそあれ、20年経過しても基本は何も変わっちゃいない。同様にFFのCセグがベンツと共用することで刷新されたが、国内ではそれを投入する車種がない。エンジンも熱効率ヌンヌン言うだけの物も見つからず、、、。肝いりで20年掛けて完成させた?可変圧縮エンジンも、中途半端な2.0ターボで、ダウンサイジングでもなければ、使用用途=車種が見えない。これじゃ金を借りてる側へ説明する材料があまりに無さすぎる。
唯一の最新テクノロジーとして三菱自から奪ったPHEVがいよいよ登場するのだが、三菱自との協定で国内には導入しない。そう、もし日産版アウトランダーPHEVなど、国内投入してしまったら、何も残っていない三菱自の国内販社はぶっ飛ぶ。
タイ専用となってしまった三菱自オリジナルなパジェロスポーツも反益子陣営で作った為、国内導入すら許されなかった。
三菱自はもう70歳にもなる益子氏を解任し、三菱商事でもちゃんと自動車免許を持ち、運転が好きだと言うような、それなりな人材に変えるべきじゃないだろうか?
まずそれが、日産と決別するきっかけとなる。
泥舟にいつまでもしがみついていたら、共倒れになりかねない。
それよりも、弱った?ホンダと三菱自が合体?で新たなメーカーとして生き残る選択の方がマシだ。
一度死んだはずの巨大メーカーが当時の日本政府のアプローチで救済してもらって20年経過しても体質は何も変わっておらず、入れて貰った金の数倍を返した形となったルノーと、縁を切られる可能性すらある日産。
にわかに、日本の再編成が始まるような予感がする。