愛読書マガジンXでは、論客が相当批判的な新型ヤリス、、、。
このコロナ禍で軽を除く乗用車でNO1売上だ。実際新型ヤリスとすれ違う回数が多い。
見た目も個人的に悪くない、爬虫類的な顔立ちが多いトヨタ車で、スッキリと変な曲げ形状がなく、大阪のおばちゃん風に言うと、シュっとした顔立ちだ。
どことなく、OEMを受けている北米マツダ2にも共通する顔立ちだ。
RAV4やハリアー等、刷新されたTNGAをまとう新型車はどれも、爬虫類系の線や形状から脱却、素直なデザイン線になって来た。びっくりマイナーチェンジのレクサスISも同様だ。
トヨタデザインもTNGA化されて来るのだろうか?
知り合いがこのヤリスHVを購入し、燃費に驚いてた。
高速道路で精々80km/hを流すような場面で何とリッター45km/lだったらしい。しかも距離は100km超えの連続走行でだ。
タンクは40リッターらしいが、満タン法でやはり43km/lを超えてたと言う。
おお!リッター40km/l時代が到来したのか!
カージャーナリストの評価が二分するのは、他社のBセグ・コンパクトがオールインワン的な使い方を求めた企画に対し、この新型ヤリスははっきりとした自己の特徴に絞ったモデルだと思う。
つまり、いつ?使われるか不明な後部座席の空間を取る為に無駄にロングホイルベース化せず、精々2500mm程度で割り切り、運転席や助手席を主とした空間を重要視。
そして、3気筒をフルに生かしたエンジンルーム。4気筒の横置きよりも余裕があり左右バランスも優れる。
知らなかったがこの3気筒エンジンはHV用とコンベ用と2種類あるが、補機類や直噴化の違いだけじゃないらしい。
つまり、直噴1.5には、サイレントシャフト=バランサーが入っていると言う。
ん?HV用には無い??
HV用はポート噴射であり、高圧縮比もほどほど、、。
しかし、NAエンジンとしての3気筒は、きっちりアイドリングからレッドゾーンまで回す事から、3気筒のネガである振動抑制を考慮したらしい。
単にモジュラーエンジンだから、、、4気筒から1気筒を抜いた物じゃない。
クオリティーを考慮した設計となっているようだ。
そして、トヨタ様も次々出してくる新型車はきっちり?走りと言う言葉が付いている。
つまり、それまでのトヨタ車は、走りに物足りなさを感じ、走り重視ユーザーから敬遠されて来た。
しかし、TNGA以降の新型車では、その走りの喜びを感じる部分が標準車でもある。
だからと言ってやんちゃな走りを主体としたものではなく、マツダ車のような絶対的高速域ではない普通に流している時の気持ち良さを感じる方向に進んでいるように思える。
ロードスターが1.5程度のエンジンで十分に気持ちいい走りを楽しめる。
いや、1.5だからきもちいいし、使い切る感じが自分の配下でコントロールしていると実感できる車だ。500馬力ツインターボとか言う欧州系スポーツモデルもそれを堪能出来、使い切れる感を感じることが出来る道は限定される。普段ではそれをどう抑制するか?欲望と自制で返ってフラストレーションが溜まる。
競うような場面でない限り、環境問題や持続可能社会になったこの時代では、それらとのバランスが重要だ。
トヨタ車のベーシックモデル。しかもわざわざ日本市場向けに専用設計されたモデルだ。
オールインワンへ舵を切ったホンダ・フィットのような、ファミリー向けじゃないところが新しい。
割り切りのいいモデルがヤリスではないだろうか?
トヨタ様の販売力から、フィットに対抗するモデルはこの先、プリウスCこと、アクアが担い、レクサス最小モデルと兄弟になると言われるヤリスクロスも控えている。
価格や性能からしてベーシックなヤリスは改名からも元気なBセグコンパクトでいいと思う。