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長安汽車=CHANGANがいつの間にか?日本の新横浜に開発拠点の事務所を構えている。
この長安汽車は日本メーカーやフォードなどと提携やら協業ですっかり力をつけて来ている。
中国から事実上撤退したスズキ自動車、フォードモーター、フォードを介してマツダとも。
さらにはPSA(プジョーシトロエン)とも、、、。
中国企業は、ここ最近特に、提携や協業から一歩踏み出し、独自ブランドで世界へ渡り合うように、準備が盛んで、自動車メーカーに限らず、サプライヤーも含め海外進出稼動が盛んだ。
その売り?となるべくChangan CS85なるモデル。
まぁパチモン?なデザインであるのは明らかであるが、一昔前の1車種のコピー的なデザインから、複数の車両デザインの複合パクリ?と変わって来ている。
見てわかるように、三菱自が押し進める?ダイナミックシールドなるバンパー形状やらヘッドライトは、現行マツダ風、そして車両としてのフォルムは明らかにBMW−X4風だ。
エンジンは2.0と1.5のターボ。233馬力と178馬力に8ATを積む。
パクリデザインもここまで来ると、もう、日本のデザインが不得意?な、某メーカーは、笑えない。
何故なら、日本メーカーと言ってもデザインは複合パクリをしていると判るからだ。
そして、中国市場で、いくら富豪層が1億人と言われる中国市場であっても、やはり中小零細企業の経営者も居るし、さすがに中国国内で生産していないだろうBMW−X4などは、法外が価格設定で手が出ない。
しかし、この車の価格は180万円台〜と激安だ。このCS85はヨーロッパ等へ輸出されるらしく、ブランド維持やハイパワー車な欧州車市場で、そこそこなパチモンデザインでも激安と言う武器で勝負する。これらを繰り返しているうちに、いずれ日本車も欧州並みの高性能・高級ブランド化で生き残るか?それとも、中国車などと同様な価格競争で凌ぐか?いずれかの選択を迫られることになる。
特に’らしい’デザインポリシーが薄い日本メーカーは、かなり厳しい時代に入りそうだ。
良くも悪くもBMWやVW、そしてベンツのように、新型であろうが、それ!と判るデザインに対して、車名すら1世代で消滅?もしくは、車名が同じでもデザインがゴロゴロ変わるようでは、いつか新興中国メーカーに淘汰されそうだ。