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メルセデスベンツが近年、それまでの得意である4ドアセダンからSUVを強化、そしてVWグループであるポルシェに楯突く?GTシリーズを出した。
形状?もどこと無く似ているが、ポルシェはRR。ベンツGTはFRだ。
ところが、そのGTに4ドアクーペを出した。
このデザイン方向は明らかにポルシェ・パナメーラ(FR)を意識したものだ。
ベンツのS/E/C/Aのどれにも属さない新しいシリーズとなるGT。
直63000cc直噴ツインターボに48Vマイルドハイブリッドとお手本通りな次世代主力ユニットを持ち、しかも4輪駆動の4MATIC+と隙が無い。
加速も0−100km/h4.9秒と5秒を切る。立派にスポーツカーと言える。
レクサスの最新LSで刷新されたエンジンが3.5のV6エンジンがどーも旧式に感じてしまう。
最新のベンツはV6から直6へとシフトしている。
思わず「なーんだまだV型エンジン積んでるの?」って上から目線で言われそうな感じである。
43GTと命名されているところから4300cc並みの出力を3000ccターボで出す。
出力も367HPとちょうどLSのハイブリッドと同等。トルクも51kgmとそれ程高いわけではないが、低回転域から過給しフラットなトルク特性で、さらには直6の高回転域までスムーズかつ振動の少ない特性が気持ちいいと想像する。
レクサスLCフォルムで4ドアクーペを作り対抗していただきたいものだ。