自工会長就任された豊田章男社長。
200万に届く価格であるホンダN−BOXの売れている理由は間違いなく自動車税が原因。
1000cc付近のヴィッツなどより遥かに高額だ。
さらには、自動車税とされながらその税の使用目的がいつの間にやら地方の一般財源となり、自動車を持つことがまさに罰となっている。
そりゃおかしい!
やっと消費税引き換えに所得税撤廃!できたのだが、やはり癌となっている自動車税。
これらの有無を言わせず強行に取り立てる税をそうそう簡単に廃止させられないだろう。
ただ、本来の目的である自動車税は道路整備等に使われなければ駄目だ。
それが出来ないのなら撤廃するべき税なのだ。
公平性に欠ける。
都市部では所得に関係なく自動車ではなく公共交通機関で問題なく生活可能なのだが、公共交通網が十分に整備されていない地区での自動車は貧乏であろうが必需品である。
さらに、人口が少ないからと言って道路の維持すらままならない場所が多数まだある。
しかし、財源薄い地方では一般財源と同様に使う使い方が自動車から奪取した税金を全く別な使い道とするのだ。
それは明らかに差別ではないだろうか?
章男社長がどのような政府等と交渉陳情するのか?わからないが、それらはやはり国民の民意で変えていかなければならない。
軽自動車の特別扱いにより、その車両は日本国内専用となりグローバル生産での大量生産によるコストダウンが十分に図れないことから、日本国民が損をしている可能性もあり、日本ガラパゴス規格である軽は良しとしても、本来ならばこの自動車税がそれを歪めているとしたならば正しく修正するべきだ。さらに世界的に自動車社会に使われない税と言う異常な仕組みは日本だけである。
グローバル化された現代において不条理なこの税は他国から見てもおかしいと見える。
是非章男社長の力で変えていただきたいものだ。