2019年マツダ・スカイアクティブGEN2の目玉=SPCCI搭載する次世代アクセラが登場する。
それよりも数か月先に、滑り込むようトヨタ様が新世代カローラーを投入するらしい。
つまり2018年後半にカローラのフルモデルチェンジを断行するのだ。
いかに、協力関係にあろうがマツダのCセグモデルであるアクセラが脅威であるのか?
単なる焼き直しでは、販売店の数で圧倒的なトヨタ様と言えども苦戦を強いられることを予測しているのだ。近年のトヨタ様の戦略は手抜きない!C−HRのような、オールニューモデル、しかも今売れるデザイン、今求められているエンジンやそのスペック、最新技術をすぐに商品化し投入すると言う攻めの展開だ。レクサスにしてもRXと被り共食いしそうなNXを投入など、従来の展開とは近年変わってきている。章男社長の車好きな経営方針と言えばそれまでであるが、単にトップ指導力だけではなく、新車販売が厳しい現状から、手抜きなく魅力ある新型車投入でなければ最大の販売網を持っているトヨタ様と言えども苦戦している証である。
現行カローラは、下位Bセグベースで国内専用化し、北米、中国向けとは完全に異なるモデル。
次期カローラーはグローバルモデルを国内投入するようだ。
それは、一挙にご立派な車格となり、ベンツAやBMW1アウディーA3なども視野に入れたモデルとなれるのか?レクサスISも大苦戦している、このミドルクラス市場でカローラと言うモデル名でどこまで戦うつもりなのだろう?欧州カローラー=オーリスは国内では全く戦えるモデルではなく、C−HRで大好評となった違いを理解しているのだろうか?
オーリスは、ゴルフ・イーターとして登場したのだが、はっきり言ってクオリティー比較からも全くライバルにもならず届かない。名器2GRすら搭載しても、ガンダムモデルしても無駄な戦いだったのだ。
ゴルフに似せても、ゴルフには勝てない。それはベンツでさえ初代Aクラスで理解したはず。
3代目Aクラスで見出したのは BMWのゴルフとは全く異なる方向、FRであり、スポーツバックであり、FFでは不可能な走り=スポーツと言う方向性だ。
この方向は2003年から登場したマツダ・アクセラ、翌年2004年のBMW1、2007年のギャランフォルテス・スポーツバックなどで、トヨタ様はレクサス版プリウス=CT200が事実上のスポーツになる。しかし、BMW1でさえ、アクセラよりも一回り小さく、BMW3(E90)に限りなく近い。
車両のサイズを決めるのは、ホイルベースとトレッドであるが、どちらもアクセラが上だ。
そして、欧州で鍛え生まれ変わった新型シビックは、もう名前だけシビックと思えるほど、立派になった。このサイズは、まさにアクセラと同一であり、次期カローラはまさに、このサイズに拡大される。レクサスCTでさえ、ホイルベース2600mm、100mmも短い。回答性を上げるため、ベースであるプリウスよりも短くしたのだろうが、、。
FF、ホイルベース2700mm、車幅1800mm、5ドアハッチバッグで、ツーリングワゴンとは異なる形状。まぁこれが次期カローラ・スポーツなのだろう。TNGA−C=プリウスと何が異なるのか?プリウスがこの定義に収まっているし、ツーリングワゴンじゃないし、、、。現行モデルは、かなり良い出来だ。世界中探しても、ハイブリッド専用車のお手本であり、ホンダもヒュンダイもGMも皆プリウスを手本とし真似ている。まさに真似される=本物だ!と言う証!
あえてカローラスポーツは、他社の後追い?となるのだろうか?