V35
名器?GR型ではない、新エンジンV35A=V6ツインターボエンジン!!
これは、この度発表されたレクサスLSのオールニューエンジンだ。
ボディーもエンジンもオールニュー!
凄い。
トヨタ様が、石橋叩かずにするっと出してきたフラッグシップエンジン。
このエンジンの特徴は驚くべきロングストロークだ。
100mm!
こりゃ驚いた。
ボア85.5と言うサイズからも、随分ロングストロークエンジン。
思いっきり低回転側に重点を置いたエンジン設計である。
約62kgmものトルクをわずか1600rpmからフラットに出せると言うターボエンジンと言うことは、2tを越える重たいボディーも難なく加速させることだろう。
とーぜんであるが、トランスミッションが10ATと言うエンジンよりも大きめなATと協調しながら静粛性をさらにアップさせた事であろう。
多気筒エンジンでは、滑らかさや高出力化し易い反面、気筒数が増えれば、フリクションも多くなる。
つまりは、省エネ化には排気量縮小よりも、気筒数を減らす方が省エネ=実効率を上げられる。
このフラッグシップ用エンジンでは、排気量も大きくダウンサイジングしながらも、ターボ化により出力もトルクも旧型よりも大きくアップしている。
さらには、ボア縮小化と気筒数減らしでGRよりもさらにエンジン長も短くできた分、フロントミッドシップに限り無く近い位置にエンジンが収まっている。
いきなり出て来たこのV35Aエンジン。
何か?まだまだ秘密がありそうだ。