Mazda3-2
やはり、現在のマツダの中心車種はアクセラなのかもしれない。
何故なら、唯一ハイブリッドモデルあり、ディーゼルも2種、ガソリンも2種とそのバリエーションは見事に多い。
東京モーターショーで発表とならずとも、フランクフルト辺りで発表になるかもしれない。
モデル順番から考えるとアテンザからと思っていたが、アテンザはまだ先のようだ。
やはり世界で数をこなすアクセラにHCCI一番乗りとなる。
プラグレス・ガソリンエンジンを実現する技術は、はやり世界最高圧縮比14:1を実現した技術だ。
ディーゼルのように、空気圧縮圧でそこに燃料を噴射、均一的に自己発火させる。
高高度な燃焼制御技術を要求される燃焼である。
理想エンジンに近づく技術だ。
これが1990年であれば、三菱自辺りが先走って発表しそうな技術。
しかし、レシプロエンジンとして一番出遅れたはずのマツダが直噴ガソリンや次世代クリーンディーゼル、そしてこのHCCIと目覚ましい技術力を示している。
そして、バックスポンサーとなったトヨタ様。
まさに、鬼(マツダ)に金棒(トヨタ様)向かうところに敵なしである。
クリーンディーゼルでも、まだ完全とは言い難い所もあるが、熟した頃にはトヨタ車にも搭載するのだろう。
それでもいいのだ。
不可能とされたロータリーエンジン実用化技術。
まさに、その拘りと泥臭い粘りがこの企業の生命線であり持ち味でもある。
自動車の元祖と言えるヨーロッパ人が認めるマツダ技術。
また、ひとつ自動車の歴史の一ページを飾った。