EU圏には強くとも、北米はフォードの地元であった故、進出が弱いマツダ。
そこに、金のなる木?と思ったトヨタ様がポンと出資500億円を出してもらったマツダ。
その生産工場の資金と思われる500億円で本当にEV共同開発となるのだろうか?
恐らくマツダの悦に入った物作りと拘りぬいた技術精神にすっかり、大企業病で身動きとれない社内事情を抱えるトヨタ様は、マツダの虜になったのだろうか?
完成車両製造メーカーでは、もちろんすべての車両設計を行う。
しかし、材料となる様々な部品ユニットはサプライヤーとの協業で行うはずだ。
トヨタ様が強烈なショックを受けたはずなのは、あのアクセラHVの出来だろう。
特に、ブレーキに関して、同一サプライヤー=トヨタグループからのユニットやモジュールで構成されているはずにも関わらず、その出来があまりに違い過ぎることに驚いたはずだ。
さらには、アクセラなど国内ではその数は知れている程度だ。
しかし、圧倒的な数を生産しているトヨタ様でさえ、驚くコストダウンだ。
共用化と言う手法はまさに、マツダが今実践している低コスト技術だ。
少ないリソースを最大限に生かし、それぞれの車種で利用するが、ちゃんと必要な個性を満たしている。
アテンザ2種、アクセラ3種、CX−92種(CX−8)、CX−52種(CX−4),CX−3とデミオ2種。
いずれにしても、フルラインナップである。三菱とそう変わらない車種であったはずが、もうその数倍の車種構成を可能にしている。エンジンは基本2種で、排気量5種のみ、凄い。ディーゼルもガソリンも低圧縮化で基本部分は共用可能としている。恐ろしいほどの共用化だ。
そこに、どのようなEVとするのか?単に電池屋がぼろ儲けするような一戸建て3日分もの電源を時速100km/hで移動させるようなEVなら少なくとも俺は要らない。
ルマンで優勝させたあのロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダーなら面白い。
ただ資本提携のインタビューで引っかかった言葉が、google等のIT企業に対しての意識だ。
マツダのある広島は、すでに扱けた?感じがあるシャープ・携帯電話系のソフト開発拠点が東広島にあった。
そしてマツコネ。どのメーカーにも負けないほど先進性があるハード依存していない車載PC。
これが何かしら関係しているのだろうか?
トヨタ様が進める自動車用イーサネット規格。
これは、明らかにトヨタ様が進めていたG−BOOKの先を行っている。アクセス社が関与しているG−BOOKもそろそろ陰りがあるが、毒み?でマツダで先行、完成後にトヨタ車へ採用と言う新しい図式が見えて来る。
トヨタ車でも400万以上出さなければ、付いてこないようなカーエレクトロニクス満載で250万切る車両にバンバン付けているマツダ・スカイアクティブ全車。
そんな状況を見るとトヨタ様の思惑とノリにノッテル、マツダを子飼いに出来たトヨタ経営手法は米国ビッグ3よりもしたたかかも知れない。