オーストラリア・シドニーで開かれるモーターショーに今年1月にコンセプトデビューしたLF−LCが登場した。
おっ!やはりデザイン評判もいいモデルはさらに改良されたデザインで出品されるのか?
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=CWaCMM8F4ME
デトロイトバージョンと一見見た感じではそれほど変わっていないように感じる。
そもそもデトロイトバージョンでは、実走行する完成度。コンセプトと言うよりはプロトタイプだ。
実走行出来ている動画もネットには転がっている。
モックのデザインだけのモデルでは、やはりマネキン的で非現実なデザイン。
しかし、実走行するプロトタイプは、基本デザインの方向も決まり、市販に向けてそのモジュール群を搭載し必要体積や重量配分も考慮。さらにはベースになるシャシーとのバランスまでも考慮されている。
そう、血が通い心臓が鼓動する生身なショーモデルだ。
まだ、まだ市販車とは遠い部分もかるだろう。しかし、走行動画からも、今回のブルーなLF−LCでも、特徴あるデザイン宝飾は、もしかしてそのまま市販バージョンとなる可能性がある。
LSの最新モデルでも、LF−LCのライト回りに近い装飾がされている。
よくまとまったデザインは実寸法よりも小さく見える。しかしLF−LCは動画で一般公道を走行している姿をみると結構大きい。タイトなスポーツカーというよりも、優雅なクーペ、ゆったりとした運転姿からも余裕な室内のようだ。
エンジンなどの詳細は未公表のようだが、噂では500PSオーバー、520PS程度出力されるハイブリッドのようだ。
現在のトヨタエンジンからV10以外で400PSオーバーするエンジンは限られる。LS600hに搭載されているV8/5000ccだ。IS-Fに搭載されているV8エンジンの420PSをモータープラスで100PSアップさせたのだろうか?
はたまた、過給系装置の搭載でアップしたのだろうか?
現在までのトヨタ式ハイブリッドでは、エンジン過給のメリットは無く、返ってバランスを崩すだろう。
ならばLS600hに搭載しているユニットをスポーツよりに改良した物と想像できる。
レクサスに要望したいのは、このフォルムを維持した4×4のクーペ4ドアを願いたい。
GS、LSと骨格しっかりした骨太なセダンもいいが、レクサスにIS〜GS範囲に収まる、ベンツCLS相当な車があってもいいのではないだろうか?