新型アテンザの美しいデザイン写真を眺めていて、ふっと感じたことがある。
この写真モデルは19インチを履いているようだが、ディスクブレーキの径が小さい。
明らかに17インチ程度ではないだろうか?そしてリアは15インチ。
確かに止まればいい。しかし、初代RX7やマツダファミリア4WDターボ2台と乗り継いだ経験の私が持つマツダ車の欠点はブレーキだ。正直止まらない。
この写真では確かに19インチのタイヤが似合う。しかし、ディスクのサイズが貧弱だ。ディスク口径が大きくなることは、利点としてブレーキパット表面積を大きく取れ結果制動力が増す。しかし、バネした重量が重くなりサスペンション。特にダンパーの容量不足によるへたり等を感じる
しっかりしたサスペンションがマツダの持ち味であるが、このディスク口径が小さく感じる点はまだ日本車域から出ていない。さすがレクサスでは、トヨタ車と異なる点はこのディスク径だ。
せっかく、クラウン並み、いやそれ以上にプレミアムな雰囲気ある車。
オプションでも結構だから、乗り心地改善バージョンと見た目スペシャルな所が欲しい。
ダンパーはヨーロッパ系のザックスで、さらにはモノチューブ。運動性能追及じゃなく、乗り心地重視を狙った物。
そして軽量でディスク面積が大きいタイプ。軽量化はスリットやドリルレッドタイプや空洞を増やすような工夫。
曙ブレーキ丸出しな、ディスクブレーキでは、ちょっとなぁ。ブレンボ等にする必要は全くない。
ビックキャリパーなどを必要としていない。BMW等も特にビッグなディスクローターであるがキャリパーは曙風な片効き2ピストンだ。
さらにはリアスポイラー。リップタイプがいい。さもさもらしいではなく、ちょっとしたアクセント。でも空力貢献でリアパネル部の汚れが付きにくい整流効果ある物。
レクサスLSやマークXのようなマフラーディフィザー部のインバンパー等。
コストの関係で、このマフラーなのだろう。340万円程度で抑えたアテンザ。
このスペックをレクサスで出した場合、確実に400万超え、500万近いはず。
ギリギリのコストと売れ線価格とのバランスであったのだろうと想像する。すばらしい努力だとも。
その反面、あえてフラッグシップ的なグレードも欲しい所。
マツダスピードと言うグレードではどうしても20年前の走り屋御用立つな、メーカーチューンカーでしかないイメージ。そこで、新たなグレード(サブタイトル)な、レクサスやインフィニティー、アキュラに対抗可能なモデルグレードもあっていいのじゃないだろうか?
車種が少ないあのスバルのように、単なる車高上げでも、別車名を付ける位(アウトバック等)、下手なチューンではなく、たとえばアンフィニーとか言うグレードを定着させ、全車種へ1台辺り単価を上げられるサブ名。
1粒で2度おいしいようなカタログも別に用意。本革、内装も含め手を入れアップグレードなのがいい。
是非マツダ企画担当者殿ご検討ください。