非常に危惧しているのは、三菱自動車の株価。
100円を割り、70円台まで下がった。
そして、NX200のOEM デリカD3、スズキ自動車のOEM デリカD2、そしてデボネアサブネームである「ディグニティ」をつける日産シーマOEM。
どんどん浸食している日産OEM。
軽自動車もNMKVという合弁会社、製造は三菱だ。
従来軽自動車部門がない日産で、急速に伸びる軽自動車市場を見据え、スズキ、三菱から軽自動車をOEMしてきた。しかし、反対に商品企画など販売側ニーズに答えるために、合弁だと思っていたがどうやら、時間経過とともに見えてくるのは、日産が三菱を吸収合併するのではないか?と想像してしまう。
岩崎弥太郎からスタートした日本最大財閥である三菱。
その重要な三菱重工業の傘下である三菱自動車は、リコール問題などで衰退。
世界初の直噴ガソリンエンジンすらトラブルの元となり、現在直噴ガソリンエンジンすら製造していない。
世界を見渡すとその発明がどれほど優れた発明であったか?言うまでもない。
技術と販売が表裏一体とならない。
ミラージュと共に、製造中止したコルト。
約10年間も販売し続け、モデル後期でも好調な販売もあり、現在なおもそのスタイルや内外装含め古さを感じさせない。
ダイムラー社と共同開発部分もあるコルト。そこから得られた技術は今後の日本へ行かされることがあるのだろうか?