マツダ3の直接ライバルとなる新型ベンツA群。
このAクラスに搭載された新型エンジン、何と開発はルノー日産が大きく関与している。
1334cc4気筒、ダウンサイジングターボエンジン。
A180に搭載されるNA1800ccクラスの出力とされるエンジンだ。
ディーゼルは日本に投入されないようだが、欧州仕様のディーゼル1500ccエンジンもルノー日産エンジンベースの改良版。
まぁ日本に導入したとしても、完全にマツダのスカイアクティブDに劣るし、高いので避けるだろう。
完成車両としてはベンツであるが、心臓部がルノー日産と、価格が安価?な理由もそこにあるのかも知れない。どことなく設計がさすがに古い日産・ジュークの内装に準ずる所など、インテリア類も類似性がある。
日産北米のQ30系が、ベンツAの兄弟車として投入されるが、これらも大量販売でコストダウンせざる得ない方法としてアライアンス間での共通化なのだろう。
憧れ?のベンツの安売りモデル。
まぁそれだけ高級車市場は世界的に厳しいと言うことと、今世界的に新興国であるブラジル、インド、アジアや中国などが急成長している市場だ。
そこでは、痩せても枯れてもベンツはベンツ。中国14億人の1億人富豪層以外の中間層ではこのベンツAクラスでも高額類だろう。
BMWもミニのFF機構を使った中国専用車であるBMW1セダンを新興国向けにグローバル展開すると言う。ジャーマン3と言えども、新興国市場へ格を下げざる得ない。
日本で唯一これらに対抗できるのはマツダ3くらいか?