三菱4N1x型 小型車向けディーゼルターボエンジン。
ASX(国内RVR)用に開発された次世代クリーンディーゼルエンジンだ。
国内生産しているにも関わらず残念な事に、日本国内では搭載されていなかった。
コンセプトーRAにも2200ccが搭載し、話題となった。次期エクリプスであることは間違いない。
ASX用では1800ccが搭載され、非常に特徴あるエンジンである。
アルミダイカストブロックをディーゼルエンジンで採用。
アルミで実現できる理由は、低圧縮化や燃焼安定化によるものらしい。
特に世界初となったのはディーゼルエンジンで可変バルブタイミング機構を採用したことだ。
ガソリンエンジンでは珍しくもないが、ディーゼルエンジンでの採用は世界初らしい。
当然高圧コモンレールを採用、14.9:1と言うガソリンエンジンに迫る低圧縮比だ、
ターボチャージャーがもちろん装着されていて、そのターボがA/Rを可変化するVGターボなのだ。
三菱パジェロもディーゼルエンジンといえどもDOHCを採用しているが、もちろんこの4N1xもDOHCだ。
1800ccディーゼルターボでは、従来精々100馬力程度の出力が一般的だが、このエンジン驚く事に150馬力を出す。そしてトルクが31kgもあるのだ。これはもうガソリンエンジンであってもターボ無しでは出ないトルク。
3200ccクラスガソリンエンジンのトルクが1800ccで出ている。そのトルク発生域が何と2000rpm〜3000rpmと続く。エンジンの伸びはないのかもしれないがASXのようなクロスオーバーSUVに取ってまた4WD車に取っては走破性、コントロール性ともに必要な出力である。
コンセプトRAなどスポーツカーにディーゼルエンジン搭載したコンセプトモデルでも、4N14エンジンでは、トルク40kg出力200馬力だった。しかし2年前の欧州で登場したアウトランダーでは、177馬力トルク39kgと安全マージンに収まったものだった。それでもあのアウトランダーの2400ccガソリンでは170馬力トルク23kgともう断然出力が違う。4N14は北米ギャランのフルモデルチェンジから(日本名ディアマンテ)搭載されると噂であるが、どうやら雑誌などの記述ではディアマンテと言う名のフーガーOEMが出てくるらしい。
スズキOEMのD2や日産OEMのD3などどんどん自社製品が登場しない傾向だ。
はたして宝の持ち腐れとならないうちに、現行車種にこの次世代ディーゼルエンジンを登場させてほしいものだ。