ホンダの株価が下落し続けている。北米唯一の収入元がブレーキのようだ。
CR−Vも不発、国内でオンリーワンなフィット。
この次期型を想像してみた。
現行型は、初代のバカ売れにより多くの開発予算と失敗できない宿命を負っていた。
見事に、初代フィットを超える販売台数とその人気を維持できた。
天下の宝刀とも言えるフィット+IMAもそのアシストバランスも良く、HV専用車であるインサイトよりも出来が言い。しかし、現行フィットは、意外と重量が重い。そして気が付いてみれば周囲ライバルは販売台数こそ劣るが次世代技術の導入が著しい。一時実験的に搭載した直噴エンジン。しかしホンダに取ってコストに見合うだけの商品力アップとならず、以降は可変バルタイと大量EGRで燃費は稼げるので、それほど気にしていない。
しかし、大柄になり重量もかさんだフィットはさすがにもう限界に近付いている。イメージで燃費がいいといいながら、出足の悪さ、重量増から来るハンドリングの悪さなどがばれてきつつある。
特にこの自動車業界のトレンドを築くマツダが、デミオでコンパクトカーの大減量化と空力に有利なミドルハイト化を進め、マーチ、ミラージュとアジア向けを狙ったダウンサイジングを行っている。
果たして、新興国用ブリオとフィットを使い分けていくのだろうか?
現行維持=大きな変化をさせないでキープコンセプトを選択するのか?
ホンダは直噴、ミラー&アトキンソンサイクル化などが出遅れているが、北米でも主力アコードのV6クラスから軽自動車までも新しいエンジンとして直噴、ミラー&アトキンソンサイクル化をしてくる。
しかし、高回転は回るが低中回転域では痩せているトルクで、さらに効率はいいだろうがトルクが細るアトキンソンサイクルエンジンを1代でうまく完成させられるのだろうか?
しかも、大人のおもちゃなNSXまでもHVで出すと言う、軽のビートも、開発力は十分あるだろうが、完成度は果たして??。高張力鋼板のプレス厚増を使用した超ハイテンションのプラットフォームと他社のセオリー通りのサイクル化直噴を搭載し、空力が有利なミドルハイト化したワンモーションデザインで100kg以上のダイエット。
その姿は??クラスがフィットでもフィットと呼ぶモデルなのだろうか?
その昔、ほぼ直噴エンジンに近い燃焼室と高圧縮化を実現したスモールボア、さらにはロングストロークで低排気量でありながらさすがホンダと思わせたシティー。そして高圧縮を生かしてターボ装着。そのボディーも当時としては異次元の形状と若者にカッコいいと言わせた車。初代フィットも大量EGRを実現するためにツインプラグと位相点火制御を搭載し、お家芸の可変バルブタイミング機構を用いずに高燃費を実現した。
1つのプラットフォームで6つも美味しいフィット派生車がある以上、国内フィット販売を重視するのか?他社と同様の新興国向けに集中させるのか?もうすでにその方向は決まっているのだろう。
三菱程の株価下落ではないが、春先から比較しても1000円落ちの株価は不調の状況を表している。
N−BOXの好調だけでは、海外主体のホンダに取ってそれほどのプラスにはならない。
EUでは、フィットベースでシピックを出している所から、次期フィットはどの方向を向くのだろう